NO.746411 ・モビさん(男性/43歳) 2011/12/24 07:18:14
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昔の言い伝えですね…。 気にする事は全然ないけど、昔の事を話しておきますネ。
正確には「夜、新しい履物を履いて玄関からそのまま出かけると、死ぬ」です。
これには3つの理由があります。
1、昔は新しい履物を履かせて夜玄関から出すのは死人だけだったからです。(亡くなった人に新しい草履を履かせて天国へ送り出していました。)
2、靴に限らず新しいものはまず神様に供えるものだったので、神棚の灯明を消したあとの夜にこっそり新しい物を使うとバチがあたる、という考えがありました。 そのため、どうしても新しい物を下ろす時は、一部を少し汚してからにするといい、とされていました。
3、夜新しい履物=夜遠出すること自体が縁起が良くなかったから。今のように遠くまで照らせる照明がなかった江戸時代は、夜になると町中でもほとんど真っ暗でした。どこに犯罪者やつまづく物がひそんでいるか判らない暗闇の中、普段着で良い近所ではなく、新しい履物が必要な場所や旅へ出かけていくのはかなり危険でした。また危険を冒しても緊急に改まって行かなければならないのはよほどの場合、つまり親しい人が危篤とかお通夜などの時だった、という訳です。
暗い話になり、しかも長くなってしまいましたが、そういう事なので、あまり気にする必要は無いですョ。 |