NO.724710 ・とれ〜にんぐまにあさん(男性/39歳) 2011/09/17 22:42:57
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再び失礼いたします。
丹田という言葉を使っての説明は少し難しかったかもしれませんね。 しかも「丹田」をネット検索すると、気功術関連のサイトが出てしまうようですし。 そこで、わたしのほうで解説を加えさせていただきます。
要は、ハラに力を入れると、自然とからだ全体にも力が入るようになる、ということなんですね。
あえて、腹ではなくハラと表記したのは、腹という広い面ではなく、腹の中でも特に下腹=丹田を意識してくださいということです。そして、そこを意識することで、実際には腹・腰全体に力が入るようになることから、腹・腰全体をもってハラという意味もあります
ハラに力を入れるためには、先に説明したとおり、息を吐きながら腹をへこましていき、これで腹筋(腹直筋)をがっちり固くするようにします。 ただし、そのときに、腹筋上部(へそ上)を特に意識してしまうと、背中を曲げながら、腹筋を縮め固くする動作となってしまいます。いわゆる腹筋見せのマッチョポーズみたいになってしまうのですが、これではダメです。 ここで正しいのは、腹筋下部(へそ下=丹田)を特に意識して、むしろ背すじを伸ばすような感覚で腹筋を固くする動作(背中側を曲げることもなく、腹側を折り曲げることもない動作)です。 このように、腹筋下部(へそ下=丹田)を意識しながら腹筋を固くすることで、同時に、背筋にも腹周囲をとりまく筋肉にも自然に力が入り、腹・腰全体ががっちりと固くなる状態を「ハラに力を入れる」と言います。 そして、ハラに力を入れる=体幹が安定することで、からだの他の部位にも力が入りやすくなり、動きもよくなるということなんですね。
ハラに力を入れるために行う呼吸法は、確かに丹田呼吸法になるのですが、ネット検索で出てくる丹田呼吸法の説明ページはどうにもわかりにくい印象があります。 そこで、ネット検索するのであれば、ドローインという言葉で調べてみるのがよいでしょう。ドローインとはお腹へこまし運動のことです。
長々となりましたが、ピラミッドを行うときに、ハラに力を入れることで、からだ全体がいくらかしっかりするようになると思いますので、よろしければお試しください。 |