NO.688025 ・匿名さん(男性/99歳) 2011/05/08 22:06:01
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スネの外側の筋だけが痛むというのは、おそらくフォームが悪いからでしょう。
スネの外側の筋とは、前頸骨筋か長腓骨筋かということになると思います。これらの筋肉は、足首を起こす動作(背屈)のためのものですから、通常であれば、走るための主動筋とはなりません。着地の衝撃を和らげ、足がぐらつかないようにするための、あくまで補助筋として働きます。ちなみに、走るときの主動筋はふくはらぎの筋です。 よって、スネの外側の筋が、ふくらはぎの筋より、疲れたり痛んだりすることは本来はないことです。
しかし、フォームが悪いと、着地の衝撃が大きくなって、スネの外側の筋に変な負荷をかけてしまうことはあり得ます。
まず、踵(かかと)着地になっていませんか? 踵着地は、速く走るためのやり方として、一昔前はそうしろ言われていた方法です。しかし、今は、着地の衝撃が大きくなりがちで、故障の原因となることから、推奨されていません。 踵着地ではなく、だからと言ってつま先着地でもなく、足の裏の真ん中よりややつま先寄りくらいのところで、ふわっと着地するように心掛けてみてください。
そして、足の外側(小指側)に偏って着地したり蹴り出したりしていませんか? 正しいのは、足の親指で蹴り出す感覚です。 矯正方法として、つま先立ち運動をするときに、親指に力を入れてつま先立ちする練習をしてみてください。というのも、小指側に力を入れてつま先立ちをするほうが楽にできるので、そのままだと悪い癖になってしまうのです。
以上の事柄の改善でうまく問題解決となれば幸いです。 |