NO.672485 ・匿名さん(男性/99歳) 2011/03/08 18:40:18
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ダンベルなどのウェイト器具をお持ちであれば、その他様々な筋トレ種目も可能になりますが、自分の身ひとつで行うという場合は、腕立て(プッシュアップ)が唯一の方法になります。
プッシュアップは、大胸筋、三角筋前部、上腕三頭筋に特に効きますが、からだの軸を安定させながら行う必要があるため、上半身を中心とした全身運動の要素もあります。また、やり方を工夫することで負荷や効かせ方を変えることが可能(応用の広い種目)であり、きちんと効かせるための注意点も多いため、初心者から上級者までに有用な、実に奥深い筋トレ種目です。
腕立て以外というご要望は、もっと効く(しんどい)やり方とか、逆に、もっと楽なやり方とかをお知りになりたいということなのでしょうか?
男性の自宅トレの場合、かなりのムキムキ(上級者)を目指すのでなければ、プッシュアップで十分だと思います。まずは、ノーマルのプッシュアップで大胸筋全体をまずは底上げすることから始めて、やがて工夫を加えた複数種のプッシュアップを行って大胸筋のパーツごとに刺激するやり方を導入していけばよいでしょう。ただし、胸の中央部の境目の盛り上がりを作るには、プッシュアップ以外のダンベル・フライなどの種目を取り入れたほうがよいでしょう。
よく「腕立ては楽に10回以上できてしまうから筋肥大に向かない」とおっしゃる方がいますが、まず、やり方が間違っている(効かせるやり方になっておらず、ズルをしているのと同じになっている)ために「楽に10回以上できてしまう」ということがほとんどです。正しいやり方に改善させると、とたんに回数をこなせなくなるんですよね。一方、それなりに大胸筋に鍛えてきている方であれば、通常の速い動作ではなく、実にゆっくりの動作で行うことで、10回で限界がくるようなしんどさとすることが可能です。胸を鍛えるのにプッシュアップは基本中の基本であり、あなどれない種目ですよ!
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