NO.670381 ・Kさん(男性/39歳) 2011/02/27 10:10:00
|
精液は、 ●精嚢分泌液(7割) 淡黄色でアルカリ性、果糖を含み精子の鞭毛運動エネルギー源となるゼリー状の液体。 ●前立腺液(3割) 乳白色で弱アルカリ性、クエン酸を多く含み精子の生存を助けるサラサラの液体。 ↑この混合液に 2ml当たり約1億匹の精子が懸濁して精液となります。(精子の量に比例して液体の量も変わります) 精子約1億匹=2ml位 精子約2億匹=4ml位 精子約3億匹=6ml位
粘性・色・味・臭いは、精嚢分泌液と前立腺液の割合変動によって変わります。
正常時は上記割合で、 果糖を含む精嚢分泌液のほうが多いため甘味があり無臭。(粘性があり色は黄白色)
ストレスなどから男性ホルモンの分泌が乱れると上記割合が変動しクエン酸を含む前立腺液が多くなります。 精嚢分泌液7割⇒6割 5割 前立腺液3割⇒4割 5割 と変動すると、クエン酸の影響で苦味や酸っぱさが出て栗の花や洗濯用漂白剤のような臭いがします。(粘性がなくなり色は乳白色ないし白色) ※苦味や酸っぱさは前立腺液に含まれるクエン酸の影響です。臭いも前立腺液量が増すことで発されます。
上記に、精嚢分泌液(7割)と前立腺液(3割)の役割を記載してますが、この割合が精子にとって一番良い環境であり、 精嚢分泌液が減ることで精子の鞭毛運動が低下 前立腺液が増えることで精子の生存を助ける役割が低下 すると言われてますので、 割合変動は精子の運動・生命に影響を来します。
割合変動が起きた時の改善方法は、ストレスを溜めず男性ホルモンの分泌を安定させるしかないかと思います。 また、精液の粘性・色・味で健康管理が出来るとも言われてます。
|