NO.661706 ・やすさん(男性/39歳) 2011/01/29 17:29:33
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最後に一言。
よく、単語は本文中で覚えるか、単語帳で覚えるか、という議論があります。私は単語帳で覚えていました。皆さんのほとんども単語帳を使っているでしょう。ですが、究極のところ、やはり本文中で覚えるのが王道だと40歳になって改めて気づきました。
ある程度のレベル(4000語ぐらい)は確かに知識として必要です。でもこれくらいは教科書で十分到達できる。これから一年受験生として長文をこなし、最後にチェック用としてシステム英単語を使うのが最も効果的な気がします。
私の受験時代は逆でした。まず、単語と文法。「試験に出る英単語」をボロボロになるまでやりました(文字通りボロボロになり二冊買い替えました)。ですがある程度以上は伸びない。具体的には上智だとか東大レベルになるとギリギリ合格?という段階で止まる。自分の語学力はこんなもんなんだなと20年思って過ごしてきました。 で、20年ぶりに英語検定を受けるために勉強して、当然のごとく「試験に出る英単語」から始めます。そうして気づいたのは次のことでした。
1 基本的な重要語(4000語レベル)は全く忘れていない。 2 受験でしか使わない単語はキレイに忘れてる。 3 そして忘れている単語は300程度であり、この程度なら気合いで3日間あれば短期記憶できる。
ですから、覚えなければいけないものはいつまでも覚えてるし、忘れるようなものはさっと単語帳でチェックしてしまえばいいということです。
ここまでで、センター長文に必要な単語はマスターできる。で、その先はやはり派生語→接頭辞・接尾辞です。私の受験時代はここがおろそかだった。ここからは長期記憶が出来ないものばかりだから、派生語や接尾辞・接尾辞で語源的に覚える方がイメージに残りやすい。さらに言えば、長文で覚えていくべきで、これにはペーパーバックや英語のニュースサイトの流し読みが一番だと感じました。
ということで、今は英語の推理小説を分からないなりに流し読みしてます。英語力は20歳の頃より落ちてるのに、色々な知識を得たせいか、どんどん読み進められるし、知らない単語もちょっとずつ頭に入ってきました。何より英語を読むのが楽しくてなりません。受験や見栄から離れた英語の楽しさを初めて体感してるところです。最も受験なしには、このレベルにはこられなかっただろうけど。 |