NO.661385 ・さなかさん(男性/22歳) 2011/01/28 11:00:41
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こんにちは 児童福祉について学んでいる学生です。 MOさんの気持ちよくわかります。私も口下手なのでその手の問題で話し合いになると反論はしてもうまく納得してもらえないことが多々あります。
反論といえるかわかりませんが、私の意見です。 まず、「染色体〜」について。 憲法で基本的人権の対象の中に知的障がいの方も含まれてます。障がいを持つ方と持ってない方をわざわざ分けているといった考えではなく、全てを含めて人間であると、基本的人権でいわれているのです。差別意識に基づいた行動は基本的人権の侵害になるので、「人間じゃない」という理論は通用しません。
「責任能力〜」についてですが、障がいをもつ方が無罪になった場合も、自治体にもよりますがその後ケースワーカーにより訪問で再犯防止、裁判は実名のため社会的制裁にもなります。 ちなみに知的障がいの方の再犯については、釈放後の対応がおろそかな地域によるものです。釈放後に「どうしていけないか」といった定期的カウンセリングや「仕事や生活の支援」を行えば再犯は防げます。
まあ無罪になる場合は大抵、 罪を軽くするために、もともとは診断されてなかったのに、後から障がいがあったという診断がされたような弁護士や医者、まわりのバックアップによるもの(多々ある)か、 その後の事後対応がしっかりとられること前提のもので、実刑の人ほど再犯率が高いという奇妙な形になってます。
また、知的障がいの方に限ってですが、いまだに冤罪が少なくないようです。 知的障がいの方には自分の行動を認識する力があまり強くないことが少なくありません。そして警察から「お前は〇日は何してた」と聞かれても、「たぶん〇と思います」と答えます。そして「『と思う』ではなく確実にそこにいたのか」と聞かれれば「わからない」と答えてしまいます。そうしていくうちにいつのまにか誘導され「そこにいたかもしれない」になり、捕まってしまいます。 これは、知的障がいについて理解のある専門家が取り調べの時にいないことに問題があります。 私たちだって曖昧だった頃の記憶(たとえば3、4歳児の頃の記憶)については、親やまわりに聞いて自分の行動とわかり、認識します。 10人に「こういう時に怪我をしたよ」って言われれば事実とは異なってても「そうだった」と思い、状況を詳しく話す人がいれば、まるで自分の実体験のようになってしまいます。
雑な文ですみません。 |