NO.660857 ・匿名(下記投稿の者です)さん(男性/99歳) 2011/01/26 08:10:40
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誤解のないように、説明を追加しておきます。
まず、先の説明が長文になったことでわかりにくかったかもしれませんので、はるなさんの質問の答えとなる重要ポイントを繰り返します。
(1) 食べても太りにくい=食べたものが消化吸収されてエネルギー代謝にすぐに使われることになる時間帯とは、起床後〜昼(朝食と昼食)
(2) あくまで栄養バランスのとれた適量の食事の話。たくさん食べたら、いつでも太りやすい!
(3) 消化吸収しにくい時間帯という都合のよい話はない。食べたものは全て栄養になってしまう!
(4) 大事なのは、栄養を本来のエネルギー代謝やからだ作りに使うこと。使い切れずに余れば必ず体脂肪になってしまう!
あと、夜になると、BMAL1やインシュリンといった体内物質が増えることで、血中の栄養素が体脂肪などとして蓄積されることを、いかにも悪いことのように誤解しないでください。これは、夜に活動量が下がるのに血中に糖質や脂質がウヨウヨしている無駄を解消し、からだの備えとして一旦安全に保管する正しい作用なのです。あくまで一旦保管するだけで、次の日になれば、それは分解されて再び血中をウヨウヨしますから、それをエネルギー消費すればいいだけなのです。よって、夜に一旦保管しただけの状態はまだ「太った」ではないのです。しかし、次の日になっても、活動・運動不足でエネルギー消費しない、またたくさん食べる、こんな生活を何日も繰り返していくことで、一旦保管ということだったはずが次第にゴミだめのようになってしまうわけで、これが本当の「太る」ということです。太らないためには、夜に蓄積されることを気にするよりも、次の日にきちんと使うことを気にするようにしましょう。
BMAL1やインシュリンは悪者でもなんでもありませんし、夕食には夕食の意味があります。夕方・夜に食べることを目の敵にする巷の誤ったダイエット情報にはどうかご注意ください。 |