NO.659185 ・匿名さん(男性/99歳) 2011/01/20 00:40:09
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停滞期と考えられる状況のうち、安定期という言い方がふさわしい場合と倦怠期という言い方がふさわしい場合の2つがあると思います。
安定期という言い方の意味は、そもそも人間の体は、成長期や病気ケガからの回復期などを除いて、からだを大きく変化させる状態を好まず、今ある状態を保つように働くことに基づきます。ただし、外部・内部の適切な刺激(変化)に対応する形で変化させることは可能ですが、変化したところでの安定状態を再び保つように働くわけです。体重の変化が止まることは、ダイエットの敵のようですが、からだの状態を安定させるという意味では重要な防衛本能なのです。
倦怠期という言い方の意味は、刺激−反応という生理学的特性の原則についてのことです。外部・内部の適切な刺激(変化)によって反応が起きるわけですが、この刺激はある一定以上のものでないと反応を起こさず、また、反応によって刺激に対する耐性(慣れてくる状態)が生じ、反応を引き起こす刺激のレベルを上げていかないといけないということになります。ただし、それ上げるのにも限界が生じる場合もあり、それは安定期の話とからからんでくるわけです。
さて、今のにゃーさんの場合は、安定期という意味が強いように思います。 BMIを計算すると、52÷1.52÷1.52=22.5 BMIの標準体重とは23±0.5ですから、ばっちり標準状態(平均体重)ということなります。身長からすると、この体重が安定しやすいところであるわけですね。 50kgにしたいということは、50÷1.52÷1.52=21.6 BMIの理想値は22、この22〜18.5の間を健康的なスリム体型と見なします。 50kgというのは、平均体重ではなくて、健康的なスリム体型になるための体重となります。つまり、みんなが自然にそうなる体重ではなく、いくらか心がけや少し努力が必要となる体重というわけです。この点をよく理解してください。
では、どういう心がけや努力が必要なのか? からだの活性を上げる、からだの代謝を向上させる、消費カロリーを増やす、ということになると思います。動けるからだ、使えるからだ、そして、見せるからだにしていくとことです。 おそらく、これまでのダイエット過程では何か減らすということを重視されてきたと思いますが、今後は何かを増やすということを重視することにシフトしたほうがよいということです。 安定期ということであれ、倦怠期ということであれ、結局は、新たな刺激が必要となっているということです。これまでのことだけでは、からだとしては、不満もないけど、喜びもないという感じです。からだが喜ぶ新たな刺激を与えてあげると、からだは再び反応し始めるでしょう。 注意ですが、今までやってきたことのうち、からだに好ましいという思われることはこれからも続けてください。そこに別の新しいことを加えるということです。 新しいスポーツやエクササイズにチャレンジするというのが一番わかりやすいやり方でしょうね。ダイエットのためのトレーニングではなく、トレーニングそのものを楽しむような形に変えていけるといいでしょう。 |