NO.636294 ・匿名さん(男性/99歳) 2010/10/14 15:40:04
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心理学的な言説のひとつとして「男はプライドの生物である」というのがありますね。他人と比較されることで優劣を争うこと、それに勝つ(他人より優る)ことが至上命題ということです。
ちなみに、女性は他人と比較されることを嫌うと、同じ心理学的知見は説明します。他の人がどうこうではなく、わたしはどうなの?という絶対評価を至上命題とするわけです。また、大勢にどうこうではなく、特定の人(親友とか、彼氏とか)に認められればそれでよいという考え方も、この絶対評価思考に由来します。
ここで、男性の話に戻すと、男性は相対評価を歓迎するということになります。「おまえは運動できるよ」という言い方(絶対評価)ではなく、「おまえは○○よりも(他の誰よりも)運動できるよ」という言い方を期待するわけです。このように直接的でなくても、暗に比較の視点がこめられた評価が良くも悪くもプライドをくすぐることになります。今回の「君って絶対運動とか苦手でしょ?」「君って絶対運動得意でしょ?」というのがそれにあたると。一般的に、広く、20歳代男性平均とかいったような視点、大勢の中でその大勢に認められることも大事ということでもあります。
というわけで、けんたさんが悔しい気持ちは、なるほどという感じですが、ならば、いたずらに優劣を争う本性を自制(自省?)してみるのが手かと思います。上記の通り、そうではない評価のあり方もあるわけですから。
見た目で判断するな!ということに対しては、能ある鷹は爪を隠す、ということわざを信じて、それも自分のあり方であるとするプライドの持ち方もあると思いますよ。脱いだらすごいんです!ではないですけど、そんな自信の持ち方もあると。 |