NO.627802 ・匿名さん(男性/99歳) 2010/09/06 23:48:32
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洗濯機+洗剤(漂白剤)投入という普通の洗い方では落ちない汚れ(シミ)なんてのはいくらでもあります。
シミ抜き処理を事前に行わないといけないわけです。シミ抜き処理の仕方はシミの種類だけ存在しますから、一概にこうすれば万事良しというものはありません。
汗をふいた跡の汚れということですが、単純に汗が染みただけで、しかも長期間放置したとか長年の蓄積とかがなければ、汗汚れは普通の洗剤の水洗いで必ず落ちるはずです。これが落ちないとなれば、汗以外の汚れ、アブラ染みか、タンパク染みか、ドロ染みか、染料染みか、カビなどということになります。
アブラ染みであれば、温水に重曹を加えて洗う(ひどい場合は、重曹を熱湯・蒸気で反応させて処理する)とか、化粧品のクレンジングオイルや台所用の中性洗剤を使うとかの方法があります。
汗染みでも長年の蓄積でひどくなったものは、温水に酸素系漂白剤、ひどい場合は熱湯に重曹という技を使います。汗などで雑菌が増えて臭いがするという場合にも熱水処理(いわゆる熱湯消毒)は有効です。
このように熱水処理はかなり有効なのですが、繊維の種類によってはダメな場合があります。また、タンパク汚れ(血液とか)の場合は、絶対にやってはならない方法になります。
ドロ染みは、昔ながらの石鹸を使ってこすり洗い(いわゆる手洗い)となります。
その他、タンパク染みや染料染みは、家庭処理ができないわけではないですが、クリーニングに出すのが無難です。上記の方法や中途半端なやり方をすると、シミが余計にひどくなる危険性があります。あと、カビはあきらめましょう。 |