NO.62680 ・ジャガーさん(男性/36歳) 2006/07/02 10:28:51
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だいたいそう思ってもらっていい。ただし微妙に違う。自然科学での「解」は、一般には価値判断を含めないで誰がどう考えても同じ結論になる様になっている。どんな思想・価値判断下でも1+1=2が「正解」だよね。しかし、社会科学では、価値判断をなるべく排除しようと考える訳だが、どうしても、回答者の価値判断(願いとか価値感、意見等)が混在してくる。裁判とかでも同じ様に、裁判官の価値感が影響する。ここでの相談内容の大半が、社会科学の範囲なんで、自然科学の様に、誰が考えても同じ結論になる「正解」ではなく、どうしても、漏れの価値判断を含めた「正解」にしかならない。よって、異論が出てくるのは当然であり、そちらが(も)「正解」である事も、実はたくさんある。法律問題ですら、解釈によって正反対の「正解」なんていくらでもある訳なんで、漏れの答が自然科学の様な絶対的な唯一の正解と言う事は有り得ない。だから、共感・同感をある程度前提とした意味で「正解」と言う言葉を使用する事は多い。ただし、異論異見の中にも、明らかに解釈ミス等の「どう見ても不正解」「有り得ない答」が存在するのも残念ながら事実。最後は、自分で調べて再確認して、納得したものを信じて欲しい。 |