NO.591909 ・とれ〜にんぐまにあさん(男性/38歳) 2010/05/09 14:02:15
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発汗具合というのはひとつの目安に過ぎません。 特に、発汗異常(冷暖房のある環境のために、汗をかきにくくなっている体質)の方も増えていますから。 わたしも、冬場のランニングだと、ほとんど汗をかきませんよ。
というか、ダイエット目的であれば、 汗をダラダラかくほどの強い負荷は必要ありません
ランニングの効果を正確に把握する最適指標は心拍数です。 心拍数の設定(計算)方法にはいくつかありますが、 カルヴォネン法は次の通りです。
まず、安静時心拍数を測定しておきます。 15分くらい安静にした状態(イスに座っているなど)で心拍数を測ります。 実際には、6秒間を測って、それを10倍します。このやり方は、走っている最中にも使えます。
次に、運動強度を決めます。 体力レベルにも寄りますが、 ダイエット目的(健康目的)の場合の運動強度は40〜50%程度、 心肺機能増進目的(鍛錬目的)の場合の運動強度は60〜70%程度、 としてください。
そして、ランニング中の目標心拍数を算出します。
(220−年齢−安静時心拍数)×運動強度%+安静時心拍数=目標心拍数
あとは、ランニング時に、走り始めは徐々に心拍数を上げていき(10〜15分かけて目標心拍数に達するようにして)、走り終わりも徐々に心拍数を下げていくという形にしてください。
以上の計算、および、実践していただくと、 ダイエット目的の場合は、ランニングではなく、軽いジョギング程度で十分であること、 故に、少し汗ばむ程度か、ほぼ汗を感じられない運動となること、 を理解していただけると思います。
なお、サウナ効果を狙ったもの、大量の汗をかくことは、 代謝向上にちょっと効果があるだけで、 むしろ、脱水症状を招く危険な行為です。 体脂肪を減らすことと、体水分を失うこととは、全くの別物であり、 体水分をいたずらに失わせて「体重が減った!」と勘違いしないように、 ご注意ください。
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