NO.582842 ・ぐったり侍さん(男性/28歳) 2010/04/06 02:47:48
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>なんとかその場を逃れましたが…
基本的に逃げる必要はありません。 貴方は成人しているし、貴方の意思が最優先されます。 よって、連れて行かれたところで貴方は慄然と拒否すればいいだけです。
「お前の意思なんて関係ない!無理やりだろうが堕ろさせる」 というのは、売り言葉に買い言葉なのかもしれません。 しかしもし「本気」でいっているのであれば、それは今回のケースがあろうがなかろうが、親子の縁を切ったほうが良いと「私であれば」思います。
あなたが未成年ならばともかく、成人した貴方の意思をまったく尊重せずに「命」をとりあげようとしている時点で、「貴方の為」という要素はありません。
本当に貴方の為を思うのであれば、もちろん、シングルマザーとなるリスクや今後の子供のことも考え、「堕胎」も選択肢に入れた上それを薦めることは在るでしょう。 しかし、貴方の意思と覚悟を踏まえて、それを覚悟しているのであれば、「支援する」のが本来の「貴方の為を思う」という行動だと思います。 それを「無理やりおろさせる」というのであれば、それは単にそういった「支援」がしたくない、「世間体」「お金をかけたくない」からです。 それは間違っても「貴方の為」ではありません。
ただし、一つだけ貴方のご両親に理が在る場合があります。 それは、貴方が年齢的に成人していながら、精神的な病気やその他において、理性が発達していない、社会不適合者といえる場合です。 つまり、貴方が「親」にはなれないと根拠をもって認識している場合です。
そうでないなら、生むかどうかは貴方の覚悟の問題。
覚悟って言っても、「生む」覚悟じゃないですよ。 子供を愛情を持って、またそれを明確に与えて育てる、って覚悟です。 他の人が言うとおり、子供を育てるのは大変です。 当然片親であり、家族の支援も受けられないというのであれば負担は大きくなるでしょう。 ですが、それは親が背負うべき当然の苦しみであり、その苦しみを越えるのが子への愛情です。 本来供を生む、育てるってのは、「子を産みたい」「子を愛する」という「一時の感情」でのみで行われるものなんですから。
もちろん、そんな苦労を追いたくない、愛せない、という理由で哀しくも堕胎がされることはあるでしょう。 それについて善悪を問うつもりはありません。しかし、哀しいことであるのは間違いありません。 なにより、貴方は「産みたい」という意思を持っています。哀しいことはできるかぎり避けて欲しいと思います。 だからこそ、貴方の「子を愛して育てる」という覚悟だけが、全ての問題なのです。 その覚悟を持ち、それを全うした人は数多くいます。もちろん、挫折した人もいるでしょう。 問うべきは、たった一つ 「貴方が子供を愛し育てる覚悟は本物ですか?」
私、なによりも堕胎の理由が「生んだら子供がかわいそうだから」というのは単なる自分可愛さの「責任転嫁」に過ぎず、 また多くの同じような境遇で生まれ、そして幸せになろうと努力する、全ての子供達への侮辱だと思います。
生んだ後、子供が不幸になるとすれば、それは環境そのものではなく、 その環境を満たすだけの愛をそそげなかった親の責任であり、 またそれを乗り越えられなかった子供自身の責任です。
そもそも親が戸籍にいないって、子供にとってそんな絶望的な環境みたいに扱われてるのが謎です。 ぶっちゃけですね、「本当にクズの実親」がいるより、子供にとってはるかにマシです。 彼らは「愛」ではなく「憎悪」を与えるんですから。
最後に。もし3ヶ月というのが妊娠12週以降であるならば、堕胎においても「死産」扱いになります。 そして、形文化しているとはいえ、母子の健康に影響のない堕胎は犯罪、グレー扱いであるという事実は、 頭に入れておいて欲しいと思います。 |