NO.571826 ・しろくまパート2さん(男性/29歳) 2010/02/26 18:08:29
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(パート1のつづきです)
英語について、長文は大丈夫そうですね。ほとんど間違えないなんてすごいです。実力がついてきているのでしょう。会話は、ひょっとしたら苦手意識が邪魔しちゃってるのかもしれませんね。文法もです。私はこの時期、勉強していました。というか、国立を受けたので、ちょうど試験中でした。 直前期は時間をはかって過去問を解いていました。私もぷーさんと同じように、文法が苦手でした。私ははじめから文法は2〜3問分点数を落としてもいい、その分配点の高い長文で稼ごう、そして日本史や世界史のような暗記科目に力をいれようと割り切っていましたから、実はあまり勉強していませんでした。ただ、私立だとそうはいかないこともありますよね。
文法問題についても以前と同じように、できていないところを潰すことがまず大事です。基礎固めは是非繰り返しやってください。
それに加えて・・・なぜ私が直前に過去問を解いていたかというと、知識を入れるというよりはむしろ知識を出す、使うことを重視していたからです。たとえば、入試本番では今までやったことがない問題が出てきます。これの対策をしようとして私は失敗しました。たとえ問題を1万問解いたとしても、瞬時に知識だけで解くのには限界があります。(これは深い部分では語学の性質によるものだと思いますが、ここには触れません。)「知ってるから解ける」というのでは限界があるのが英語の文法問題です。日本史と違うのはここです(日本史も問題のレベルが上がれば同じようなことになりますが)。ここに気付いた私は、知識の量を増やすことをいい意味で諦めました。知識は基本的なもので充分(ただししっかり固めなくてはなりません)。むしろ、基礎固めで得た知識を使って未知の問題を解けるんじゃないか、と考えるようになりました。
そのための訓練が時間をはかりながらの過去問演習だったわけです。こうして解いてみると面白いです。私はよく自分の担当クラスで、文法問題を「知らなきゃ解けない問題」か「考えれば解ける問題」かをチェックしてみるよう言います。すると、たとえば60人のクラスなら40人以上の生徒が「考える問題」のほうが多いと言います。これは基礎知識の身に付き具合や大学の出題にもよるのですが、一般的に「考えれば解ける問題」は思ったより多いんです。
少し具体的にいうと・・・基本問題と同じような考え方で解ける問題、SVに注目すれば誤りの選択肢が切れる問題、前置詞のあとには名詞(動名詞)がくるという知識だけで解ける問題、基本問題と同じリズムで入れられる問題、などなどです。
あと、たとえば仮定法の問題なんかは、仮定法過去と過去完了の基本的な形だけ覚えて、いつの話なのかを意識しながら解けばいい、など、単元の理解と基本的知識だけマスターしておけば単語の意味が全くわからなくても解けてしまうものもあります。もし仮にぷーさんがこれを読んで仮定法の基本的な知識が頭に入ってないように感じたら、そこらへん(各単元の基本原理)を見直す必要があるかもしれません。まだ間に合いますから、一つずつ潰していきましょう。
色々書きましたが、平常心で淡々とやるべきことをこなしていきましょうね。応援しています(^-^) |