NO.515781 ・SS→悩みだらけさんさん(男性/21歳) 2009/09/17 02:15:52
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私が限定的な正当防衛のケースを出したのは、状況をなるべく分かりやすいものにしようと思ったからなのですが、確かに説明・言葉足らずでした。申し訳ございません。
悩みだらけさんの仰る通り、これには様々な権利や概念が関係してきます。当然ながら正当防衛だからといって、「自分が殺されそうだから殺した。何が悪い。はい、おしまい」で済まされる問題ではありません。
しかしこの現代社会において、いつ自分がそういう一種の極限状態、抜き差しならない状況に陥るかわかりません。そんな時、「人の命を奪う事は一番の悪」と冷静に捉えられるのかどうか。いろいろな権利にまで頭が回るかどうか。結果的に正当防衛で相手を死なせてしまったら、その後自分はどう考えるのだろうか。そう考え、意見をださせて頂きました。
あと、少し脱線してしまいますが、悩みだらけさんが仰られていた「安楽死」。これこそ「命」と「想い(患者の心)」を天秤に掛けざるを得ない最大の状況だと個人的に思いました。未だに完全な結論は出ていませんが、最高裁判例では安楽死は殺人罪になっていますよね。とてもデリケートで難しい問題ですが、だからこそ私達はこのあっぷるさんの疑問について真剣に考えなければいけないのだと思いました。
以上、スレ主さん、悩みだらけさん、コメント欄の皆さん、長文乱文失礼致しました。論点がズレていたら申し訳ございません、流してください。 |