NO.513187 ・ぐったり侍さん(男性/27歳) 2009/09/11 04:28:28
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>この時点でいくつか疑問なんですが、この「中央銀行」ってどこの中央銀行ですか?
その国の。アメリカさんならアメリカさんの中央銀行。
>金本位制って世界各国と貿易するためのシステムですよね?
そりゃ結果的にそういうことにも使えるってだけで、そのためってわけでもない 金そのものであるお金、すなわち金貨と、金と交換できる紙幣をつかって 流通させようってのが金本位制。 「お金」の価値を、「金」で保証するわけ。 各国がそれに同意すりゃ、「金」で取引ができるわな。
>あと、金ってゴールドのことですよね?
そー。
>中銀が発行したお金を、各国が持ってる金(ゴールド)と交換するって話じゃないんですか?
そだよ。交換するっていうか、交換「できる」の。 だって金本位制にとっては、「お金」=「金」そのものだもの。金貨はそのまま「金」としての価値があるし 金本位に置ける紙幣、補助紙幣をその国にもっていけば 紙幣に記載された評価額と同じだけの金が手に入るんだから、それも結局は金と同じ。 だからただの紙切れの「紙幣」に信用っつー価値が生まれんの。
>これに関連して、なぜ世界恐慌は起きたんですか?
戦争が終わった後のアメリカさんの回復力がよかったんで全体的に好景気だったところに アメリカさんが金本位制を導入したらドルの信頼度があがってさらに好景気。 世界中がアメリカにお金を持ってきて投資しまくったのよ。始めは土地で、最終的には株。 結果、世界の資金がアメリカに集まって経済大国になった。 ただ結局は「儲けよう」って連中が集まってどんどん株値がつりあがっただけだから、 いったん値崩れすればあっという間に下がるのが株。 上がりまくってた分だけ反動がでかくて、アメリカの株に投資してた世界中の人たちが大損こいた。
はしょりまくってるから厳密にいうと違うけど、イメージとしてはそんなもん |