NO.506486 ・ぐったり侍さん(男性/27歳) 2009/08/26 03:02:10
|
ええと、その先生って「社会の仕組み」が分かってないと思うんですけれど。 たとえば芸術って言っても、一流になる必要ってないじゃないですか。 ピアノだって、世界的ピアニストになれなきゃ幸せになれないわけじゃなく、たとえば子供向けピアノ教師の道だってあります。 スポーツだって一流アスリートやプロ選手になる人もいますが、スポーツ指導、インストラクター、体育教師、いくらだって道があるんです。
で、それぞれにおいて努力が必要なんてのは当たり前の話で、勉強とはその分野を「学ぶ」ことそのものであり、大学は関係ありません。
もちろん、いい大学にいくメリットはあります。 単純に選択肢の幅が広がりますから。 官僚や一部企業などでは、大学の派閥やOB,OGなどのつながりが重要ですし、そういうところに将来行きたいのであれば、トップクラスの大学に行くのは重要なことです。
しかし逆に言えば、それだけだったりします。逆に就職に強い大学や、専門分野の知識を得る機会の多い大学、独自的な授業システムをしているところもありますし、高専などでも十二分に知識をつけることは可能です。
そして、大学関係なく採用をする企業って、そこらじゅうにあるんですよね。
もちろん、「正しい努力」をする人は、「無駄な努力」「そもそも努力をしない」人よりも幸せになれる可能性がはるかに高いのは間違いありません。
その先生の発言が本当にそのままだったとして、愚かしいのは 「まったく根拠のない6%という数字」と、その手段が「大学」だけだと言っている点です。
いい大学に入って破滅してる人間、就職すらままならない人なんて探せばいくらでもいるわけですし。
ま、進学塾とかで生徒にはっぱかけてるとかいうなら、嘘も方便ってことでわからないでもありませんが、本気で言ってるんなら「社会の仕組み」を知らない相当のアホだと思います。 |