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NO.148369 北方領土問題の解釈
あずきさん(女性/19歳)
2011/09/18 20:01:00
大学の自由研究で北方領土問題を取り上げる事になり、色々調べていた時にある番組で、ジャーナリストの高野孟さんが、北方領土問題について、下記のような発言をしているのを見ました。

「尖閣にしても竹島にしてもそうだが、近代国家形成においてのぶつかり合いで起きた問題であって、北海道自体かつては蝦夷と言われ、原住民のアイヌ人がいて、明治維新までは日本の領土ではなかった。その中で日本帝国が北上し、ロシアが東に進めてくる中での触れ合いで、どちらが先に手を着けたか、といった話。それで、それぞれの主張があって、日本が先に手を着けたのだと言っている話である。本来、北方領土はそこまでさかのぼって言ってしまえば、原住民のアイヌの人しか返せと言える人はいない。勿論私は日本の主張を支持するが・・・」みたいな事を言っていて、

これに対して、同席していた同じくジャーナリストの櫻井よしこさんが、

「それは違う、北方領土問題というのは、第二次世界大戦で1945年8月9日、ロシアが条約を破り、満州と極東(シベリア)から攻めて来て、同年8月15日、我が国が敗戦を受け入れた3日後、8月18日にアメリカ軍の存在有無を確かめた上で、ロシア軍は北方領土に始めて足を踏み入れた。日本はすでに敗戦を受け入れていたにも関わらず、ロシア軍は戦後のどさくさに紛れて一方的に不法占拠をしたのである。その事を私達日本人は忘れてはならないのであって、これを日本とロシアが同等の立場でせめぎ合い、領土所有権を主張し合っていると解釈するのは間違いだ」というような事を指摘していました。

確かに素人の私でも高野さんが述べた論は「???」と思う点が多く、勿論、彼も北方領土問題の歴史的背景は知っていると思うのですが、他国から理不尽な事をされているというのに、その解釈の仕方というか、問題の捉え方が同じジャーナリストでもここまで異なる事に驚きました。

私個人的には櫻井さんの意見が正論ではないかと思うのですが、皆様はどう思われますか?

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