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投稿情報 | 内容 |
NO.908097 ルッキさん(女性/50歳) 2016/02/11 19:13:23 |
NO.189504さんのおっしゃること、あながち間違いではないようにも思います。否定的なご意見も多いようですが(笑) 「今の幸せに気付く」という考え方は、相対的、対比的な考えに基づいた「幸福と思うべき」という自身の選択なのじゃないかなと思うんです。 年齢にとらわれず、何歳であっても、その時々の幸福感を味わって頂きたいですね。 若い時には、若さゆえの、大人から見たらくだらないと思うようなことでも、幸せを感じることはとても大切です。 歴史をひも解いて当時の人たちが何を感じていたのか知ることは、疑似体験として心に残ると思います。いいことも悪いことも、必ず人生の糧になると信じましょう。 実際の幸福感とは、誰の物差しでも図ることができない予想もできない間で、どど〜っと押し寄せてくるものなのではないか、と。 ある日、毎日の光景が違って見える、要は脳内で幸せ伝達物質がドバーッと出てくるわけです。伝達物質が大量に出ているのか、幸せを感じる受け手の細胞が敏感になってくるのかはわかりませんが、些細なことでも楽しく思えてくる。 戦後日本の高度成長期には、実際にこんなことが社会全体で起こっていました。木造アパートからベランダ付の鉄筋マンションへ引っ越して、車、テレビ、洗濯機、炊飯器、電話、電子レンジと、次々に最先端と言われた技術が新時代とともに我が家へやってくる楽しさは、言葉では言い表せない興奮です。当時、薄型画面はSFの世界だけのありえない道具でしたから・・・我々昭和人にとってはまだその「未来が我が家にやってくる」「すごい」が現在にも溢れているわけです。 バブルの時も、まあまあ幸福が社会全体にはびこっていました。 好景気に加えて、新しい・楽しい・うれしいニュースに溢れ、毎年昇給し、仕事は忙しくて大変であっても、遊ぶ・買う・独立するなどの目標がたくさんありましたね。 確かに当時の方が、脳内の幸せレセプターが発達する環境にあったのでしょう。最近は恐ろしい・不幸・不安なニュースが多いですもんね。 そうはいっても、今の社会に合った幸せの感じ方って、ほんとうに見つからないでしょうか。 まわりに評価されることに充実感・幸福感が集中しがちですが・・・これは、ただの依存症ですね。特にSNSは危険です。 前述の通り、幸福感はもっとアナログなところに隠れている可能性が大です。 天真爛漫な幼児の笑顔からすると「不安感がない」というのはキーワードじゃないか、また逆に、赤ちゃんをだっこする親ばかな笑顔を見ると「純粋に信頼されている」ことにも何かヒントがないかな、と考えます。 経験から言わせてもらうと、子育てに疲れ切っている時に感じた授乳中の恍惚感に勝てる幸福感は、これまでにまだ味わったことはありません。これは理屈では全く説明できませんね。持って生まれた反射のような状態です。 英語のビジネス用語で「win-win」互いに勝つ協力関係ってありました。互いに得をするということです。これと同じことをフランスでは「donnant-donnant」と言います。意味は与え合う関係なんです。相互に何かを差し出すんですね。結果は同じでも、経過が違います。文化の違いを感じます。 何が幸せかは誰かに教えてもらうものでも、経験から得る理屈でもなく、あなた自身が感じることだと思うんです。積極的に感じてください。幸福のレセプターをいっぱい増やしてください。 |
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