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投稿情報 | 内容 |
NO.899134 通行人さん(男性/40歳) 2015/07/20 09:59:51 |
そうねぇ〜、やっぱり米国が何故に日本の復興を助けたか?から行きましょう。 節目の事の起りは1929年の米国発の世界大恐慌から始まります。第一次世界大戦の傷も癒え始め、欧州各国は自立し始めた頃であり、それまでの欧州の穴を埋めて居た日米は過剰生産能力に苦しむ事となりました。そんな状況下でも米国はバブルの余韻に浮かれ、ニューヨークの株価は空前の高値を付けて居ました。 そんで復興し始めた欧州は米国に集まる資金を自国の牽引する為に公定歩合(金利)の引上げを行います。米国のバブルはこうして呆気なく潰れたのですが、バブル崩壊に伴い、世界大恐慌が発生してしまいました。これに慌てた列強各国は金本位制(ウチの通貨は金に交換できる)を放棄してしまい、各国は相互の通貨への不信感からブロック経済(自勢力の国のみ低関税、他勢力への排他的高関税)に直走る事となりました。 ブロック経済は植民地を多く持つ英仏には有利なシステムでしたが、なけなしの植民地しか持たない国にとっては生命線を絶たれ、切り崩しを待つだけとなりました。 それを許容できない日独伊。 ドイツは第一次敗戦の賠償金がGDP20年分も課せられて内臓も切り売る有様、その賠償を払う為にハイパーインフレが起きてしまう程でした。ちなみに余談ですが、ドイツのハイパーインフレを引起したのはユダヤ人です。ハイパーインフレが起きると借金は限りなくゼロに近付く上、借金で押えた物資はハイパーインフレ以上に高騰するのデス。皆、価値を失い続ける貨幣を急いで物資に変えようとする為です。気付いて見れば、ドイツの富はユダヤ人が占領する有様でした。 敗戦によるGDP20年分の賠償金、世界大恐慌、ユダヤ人の搾取。 以上の要因が重なり、ドイツ人は良心を失ってしまいました。結果、ユダヤ人排斥を謳う悪魔のナチスが台頭し、第二次世界大戦へとなだれ込む事となりました。 …続く… |
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