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投稿情報 内容
NO.869065
優しい時間さん(男性/56歳)
2014/07/07 01:02:10
三たび返信。

「で、なんで、処女なんて言葉があるんですか?何故、初物をいただいちゃったなんて言葉があるんですか?なぜ、神に仕える巫女さんは独身で処女じゃなきゃダメなんですか?
処女ってなんなんですか?」

>処女でなくてはならないとうのは、宗教上の倫理だと思います。
つまり「男の躯に犯されていない躯」を純真だと考える概念だと。
でも、それは宗派によって異なるとも思います。
だって尼さん(儒教の場合)が処女とは限らないでしょ?(中には男に苦役し挫折して門戸を叩いた方も大勢いるとも思いますので)。

ベタに言えば、結果「こころの問題」だと思います。
「処女」。。。セックスの経験がない
「非処女」。。。経験がある
ただ、それだけのことでもあるのです。

こんなことを言いますよね?
「恋を知らずして恋を語るなかれ」と。

つまり経験なくして「意味」を知ることが出来ないということね。
女性だって処女のままだったら、男性との性愛の「愉悦」を知ることは出来ないからね。
本当の男女愛は「それ以降」にあるのだから。
男だって同じ。
女の躯を知らずして本当の女を知ることも出来ないものだから。

君が将来、結婚して初夜を迎える時、妻が非処女であった時、嫌悪感を抱くならその妻をこころから愛することが出来ないよね。
それはお互い不幸なことなんだよ。
君を受け入れてくれるその妻への愚辱ともなる。
「血を流してもらえない」なんてことの愛の基準なんて、本当はどうでもいいことなんだよ。
愛の本義は、その妻がどんな女性であろうとも愛してあげることが大切な概念なんだから。。。
それは彼女の過去もこころも躯も全てにおいて。。。

それと「初物を頂いた」ですが、
それは男の願望に過ぎないのです。
「経験のないこの女の膜を破ったのはこの俺さ」と、自己満足しているだけ。初めての男になれたことへの自惚れだと。
肝心なのはそれではなく、いかに「その女性を愛せるか」なんだから。

だだ、女性も「初体験の男性」には感慨も深いとは思います。
でもね、その初男が彼女に対して「誠実」だとはいいきれないのも現実なんだから。(恋に順風満帆との確信などない/だから時に膜を捧げた相手に挫折することも多々ある)

人生に必ずといっていいほど、挫折があるように恋だって同じ。(恋もまた「生きること」でもある)

私が君に言いたいのは、「処女」に古田割ることで君の恋愛観を狭くしてはならないということ。

「処女」なる語源がどうかは知らないけど、妊娠という宿命を抱える女性にとって、セックスに短絡的であってはならないとの警鐘であり、母体への尊厳だとも言えるのではないかと思います。
だから、男は「それ」を厳粛に向け止めてあげるべきであり、男の身勝手な概念で重宝するものではないと。
だからこそ、膜に古田割ることもないのですよ。(古田割ってるのは男だけ)
本義はやはり彼女を「愛する」ことに他ならないのだから。。。

私は例えば、初夜の晩に新妻が処女でなくても、抱いた時に「貴方が好きよ」と涙を流してくれる女性の方が男冥利に尽きますけどね。。。
よは「こころ」の問題ね。
君ももう少し、女性に対してエラスティック(柔軟)になった方が、女性からの信頼も深く求められると思いますよ。

愛した女が「どんな躯」であれ、全てを総括して受け止めてあげることこそが『愛の大義』でもあるのだから。。。
君も早く愛する女性と巡り逢い、「霊肉一致」をなして愛の本質を知っていただきたいです。膜などに古田割らないで。。。

素敵な女性(膜があろうが無かろうが)との出逢い、期待しておりますぞ。。。V(笑顔)

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