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投稿情報 | 内容 |
NO.720459 とれ〜にんぐまにあさん(男性/39歳) 2011/09/01 22:51:32 |
あと、気になった点を。 >筋肉量は徒歩通勤でなんとか減らさないように、取りあえず現状維持を心掛けます。 運動量を減らすことをおすすめしましたので、有酸素運動の中身を徒歩通勤の実践という形にしばらくシフトすることは良いと思います(オーバートレーニング状態=ダイエットそのものによるストレス状態が解消したら、自然とやる気が出てくるはずなので、そこから再び走り始めても構いません)。 ただし、有酸素運動に筋肉量の維持という目的を期待することは難しいでしょう。 ご存じかもしれませんが、骨格筋には大きく2種類、赤筋(遅筋)と白筋(速筋)があります。 赤筋(遅筋)は、そもそもの骨格維持や日常活動〜有酸素運動レベルで働く筋肉です。低負荷に対して常時使われていることから、増えることも減ることもあまりありません。 一方、白筋(速筋)は、普通はあまり活動しないものであり、力仕事や素早い動きのときだけ働く筋肉です。体温維持のための熱産生の役割があるとも言われていますが、エネルギー代謝の無駄遣いの温床とも言えます。そのため、ダイエットを行ったとき、からだの防衛本能としては、この白筋(速筋)をバンバン減らすようにします。白筋(速筋)は使ったり鍛えたりすると簡単に筋肥大しますが、一方で簡単に減ってしまうものでもあるということです。 というわけで、ダイエットによって筋肉量が減少することが問題なのは、骨格筋のうちの白筋(速筋)が減るということなんですね。事実、浅さんはジョギングに励んでいたにもかかわらず、除脂肪体重(筋肉量)が減少していますよね。筋肉量の維持とは、白筋(速筋)の維持であり、そのためには、有酸素運動という低負荷ではダメで、筋トレという強い負荷が必要なのです。むしろ、食事制限をして栄養不足状態にあるときに有酸素運動に励むと、エネルギー源となるタンパク質を確保するために白筋(速筋)の分解がますます進むということもあります。 とはいえ、浅さんの現状はオーバートレーニング気味と思われますから、今すぐ筋トレを開始せよとは、とてもおすすめできません。しかし、徒歩通勤=単なるウォーキングでは、筋トレ的要素がないため、これでは筋肉量維持効果はあまり期待できません。 そこで、徒歩通勤時に筋トレ的な動作を加えてみてください。具体的には、階段のぼりですね。 この「階段のぼり」の仕方について。脚の筋肉に効かせるのぼり方をします。1段とか2段とか飛ばす形で、前脚をもも上げのごとくなるべく高く挙げて運び、前脚の足裏を階段に全てのせるではなくつま先だけをのせるようにして、できるだけゆっくりとのぼります。周りから見ると変なのぼり方ですが、わたしも普段こうやっています(笑) 専門的に言うと、階段をのぼる行為自体はステップという上腿全体に効く初歩的筋トレであり、ももを高く挙げることで大腿直筋と腸腰筋に効くニーアップという筋トレと、つま先のぼりにすることでふくらはぎに効くカーフレイズという筋トレの要素を加味した、脚の総合的な筋トレになります。 この階段のぼりで、さらに腰を落としながらのぼるようにすると、ランジという上腿裏〜尻にもっと効く筋トレ要素も加味できるようになるですが、あまりに不自然なのぼり方になるので、人目の少ないところ限定でやってみてください(笑) |
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