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投稿情報 | 内容 |
NO.663641 匿名さん(男性/99歳) 2011/02/04 04:03:45 |
体脂肪は、特になにかをするということでなくても、常に合成と分解を繰り返しているものであるということは、このスレの話だけでなく、わたしのかねてからのレスの内容からご理解いただけているものと思います。 確かに1回の有酸素運動において、エネルギー代謝に利用する血中脂質(遊離脂肪酸)をやがて補給・増加させるために、体脂肪が追加で分解されるようになるためには、有酸素運動開始から20分くらいかかるということを先にお話しいたしました。 ただし、1回の有酸素運動の過程でそこまで必ず至る必要があるのかどうか?という疑問が生じます。そこに至らないまで(20分未満)でも、とにかく血中脂質がエネルギー代謝されたのであれば、消費された分の血中脂質はなんらかの形で補給されなければなりませんから、その後の体脂肪の合成と分解において、分解のほうが優位になる可能性が高くなると考えられます 実際、次のような実験結果があります。 肥満患者に有酸素運動(自転車こぎ)をさせて、血中の遊離脂肪酸濃度を測定すると、30分連続で行った場合、5分運動→5分休憩の6セット(運動合計時間は30分)行った場合、10分運動→5分休憩の3セット(運動合計時間は30分)行った場合の、いずれの場合でも、同じ程度の体脂肪分解が認められたそうです。 また、中年女性に、1日に30分の早歩きを1回行ってもらった場合、1日に10分の早歩きを3回行ってもらった場合の、いずれの場合でも、同じ程度の減量と減脂肪効果が認められたそうです。 つまり、連続で何分やるかが重要ではなく、合計で何分やるかが重要であり、合計時間が同じであれば、連続でやろうが分割でやろうが体脂肪を減らす効果に変わりはない、とされるようになってきました。 あくまで、1回20分以上という「ひとまとまりの連続」にこだわらなくてもよい、という話です。カロリー消費は時間が長くなれば単純に増えるわけですから、1回が短い時間ならば、それを複数回行って、合計時間が長くなるようにはする必要があります。 なお、有酸素運動の目的は、体脂肪燃焼だけとは限らず、心肺機能向上というのもあります。心肺機能向上ということも大事にするならば、やはり1回20分以上とする本来のやり方のほうが効果が高いと言えます。 また、効率的なエネルギー代謝の状態、つまり、有酸素運動モードに完全シフトするには15〜20分かかるということであり、この状態になると心身ともに快適に運動できるようになるのですが、この状態に至る前は特有のしんどさがつきまといます。走り始めて5〜10分あたりなどというのはしんどさのピークだったりします。短い時間だと、ただしんどいもので終えてしまう感じになるでしょう。長い時間やれば、しんどいところをこえて、有酸素運動の本当の快適さ、楽しさを味わえるようになります。この意味でも、やはり1回20分以上とする本来のやり方がよいと思うところです。 (続く) |
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