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投稿情報 | 内容 |
NO.644025 匿名さん(男性/99歳) 2010/11/20 15:54:28 |
カフェインの功罪については様々ですが、殊にダイエット(代謝の問題)に関して言えば、メリットがあるというのが現在の科学的知見です。 カフェインは、脂肪分解酵素リパーゼの活性を高める働きがあることがわかっています。つまり、蓄積された体脂肪を血中脂質に分解して利用しやすくする働きがあるということです。そのため、有酸素運動を行う直前にカフェインを摂取すると、体脂肪を効率的に消費してくれるようになると言われています。 また、カフェインのこの働きは、摂取した脂質を体脂肪として蓄積することを阻害する(血中脂質のまま消費されやすくしておく)働きがあるとも言えます。食後にコーヒー、お茶を飲むという昔ながらの習慣は、摂取した脂質を効率的に消費させようとする、理にかなったものだったんですよね。 ただし、カフェインの働きは、あくまで血中脂質を高める(脂質を消費されやすいように準備しておく)という働きだけでしかないわけで、そのように準備された脂質を実際にきちんと消費(有酸素のエネルギー代謝)させないと、まったく意味がありません。そのためには、そのエネルギー代謝にも働きかける栄養成分を同時に摂取することが望ましいとされています。その代表がクエン酸とビタミンB1です。これにアルギニンというアミノ酸を加えて、ダイエットに役立つ(脂肪消費を促す)TACC成分(ビタミンB1、アルギニン、カフェイン、クエン酸の4成分)と称し、もてはやされたこともありました。ただし、これら4成分をどのような割合で摂取すればよいか?など、まだまだ科学的検証が進められている段階ですので、いたずらにこれらを摂取すれば「痩せられる」などと過度に頼ることには慎重を要します。 以上、参考になれば幸いです。 |
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