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投稿情報 | 内容 |
NO.590027 とれーにんぐまにあさん(男性/38歳) 2010/05/01 18:22:18 |
ちょっとずつでも、わたしも楽しんでお受けしますよ(笑) >トラクションって最大伸長の事なんですね! 厳密に言うと、 最大伸長、という結果状態ではなく、 最大伸長させること、という動作状態を指します。 というのも、英語のtrctionの語義は、 引っ張ること、牽引、というのが第一義ですので。 >という事は関節可動域を覚えてないと >伸長の程度が分からないって事になり >下手すれば過度の伸長で >靱帯を傷つけたりするんですよね?? その通りだと思います。 ただし、実際の可動域は個人個人で異なりますし、 過度の伸長というものを生じさせる動作も種々ありますので、 確かに理論的な可動域というのはありますが、 各自の可動域がどの程度になるかはケースバイケースでしょう。 例えば、運動中に不意に無理な筋伸長が生じると、 捻挫、肉離れなどになってしまいますよね。 ストレッチでも、反動を付けたりすると、同様の危険性がありますよね。 ご存じとは思われますが、 筋肉を支配する運動神経では、急激な筋伸長を関知すると、 脊髄反射によって、筋収縮による抵抗反応が生じ、 むしろ、このことが原因となって、 筋膜や靱帯に損傷が生じてしまいますよね。 言わば、急激な動作が可動域を狭めてしまった、とすることができるでしょう。 よって、静的ストレッチでは、反動を付けず、ゆっくりと伸ばすことで、 脊髄反射による抵抗反応が生じるタイミングを遅らせ、 最大伸長させることを目指すようにしますよね。 それでも、もう一つの問題として、 ある筋肉をあまり使っていない、つまり、その筋肉の伸縮動作があまりない場合、 その筋肉に対する神経センサー(筋紡錘)の数が少なく、1つのセンサーで支配(担当)しなければならない筋繊維の数が多くなるわけで、 こうなると、全体として、刺激に対する柔軟な反応が難しくなります。 つまり、伸長刺激に対し、筋肉が一斉に抵抗反応してしまうことになる=可動域が狭くなりがち(身体が堅いという状態)です。 運動(ストレッチも含みますが)という刺激を与えることで筋紡錘が増えれば、一つの筋肉内のあちこちでちょっとずつ反応が起きる状態となりますから、全体として見ると、可動域は広くなりますよね。 |
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